UCF30ブレーキ流用キット
流用と言う言葉を辞書でひくと「定まっている使途をはずれて別の事に用いること」と説明されています。アフターパーツ業界で言うならばある車種のパーツを他の車種に移し使ってしまう意味で多く使われます。国内製ブレーキの流用の利点は、ブレーキパッドの豊富さ、又は、オーバーホールに伴うシール類の供給安定、もちろん価格の魅力が一番かと思います。当社では、流用に伴い専用ブラケットや特殊ナットを用いて他車種の取り付けを実現しております。 ![]() PHOTO:ローターベルハットカバーEVO装着時 従来型の対向キャリパーは、2つのピースをボルトで結合する構造でした。2ピース構造の場合、その結合しているボルトが伸びることによるキャリパー自体の剛性の低さ、パーツ点数の多さからくる重さの問題といろいろな点で欠点を持つキャリパーでした。BNR34GT−Rやランエボなどに装着されている対向4ポットキャリパーも実際2ピース構造であり、過酷な使用条件を繰り返すサーキットなどでは、役不足に感じられる方も多く存在します ![]() では、モノブロックとは何か?モノブロックとは1ピース構造(一体モノ)で2ピースタイプと異なり、ピースの結合にボルト等を使用していない為、一般的に耳にする「キャリパーの開き」など、1ピースはキャリパーの剛性に優れています。また、1ピース化することによって軽量化も実現し、トヨタブレーキ流用であればJZA80スープラキャリパーが約6.5kgに対して、UCF30セルシオキャリパーは3.8kgに抑えることが出来ているのです。 左がJZA80スープラのフロントブレーキパッドで、右がUCF30セルシオのパッドです。面積的にはスープラの方が上です。これはリヤブレーキパッドでも同じことが言えます。但しブレーキパッドの面積が大きいから=制動距離と限らないのも事実です。 ![]() ![]() 当社のUCF30キャリパー流用キットは、ブレーキローターにφ324を使用しています。お気づきの方も多いと思いますが、UCF30のブレーキローターはφ315に対して何故315を使わず、φ324を採用したのか?(※理由は下記の回転するものを止める原理をお読みください)。また、φ324ローターを使うのには別理由もあります。それは、ブラケットの強度上の問題です。図を見て頂いての通りUCF30キャリパーはナックルアームに対して、キャリパーブラケットで固定し、キャリパーはブラケットに対してラジアルマウントとなっています。キャリパーとブラケットを確実に固定する為にはブラケットが必要となります。当社では十分な肉厚を確保すべくφ324ローターを採用している訳ですが、ここで1つ問題がでます。UCF30のキャリパー自体、φ315外径に設計されたキャリパーの為、φ324ローターをそのまま装着するとキャリパーのアーチと干渉をしてしまいます。これは装着しながら干渉を確認し、必要であればキャリパーを少し削るなどの処置が必要となってしまいます。流用の最大のネックとなります。また、ブラケットにも「美」「質」を求め、贅沢にもムク削りだしで製作しております。コストを考えると他の方法もありますが、ムク削りだしブラケットが当社の譲れないポイントでもあるのです。 ![]() 例えば回転する円盤を指で止めたい時に中心に近い方を押さえるより、一番外側を押さえた方が、ちょっとした力で回転を落とすところが出来ることはご理解されていると思います。この原理により、小さいローターにビックキャリパーを装着してもそれほどの効果は上がりません。大径ローターにビックキャリパーと言う組み合わせが制動に関して一番効果があるのです。極端な話、ノーマルキャリパーでもローター径を大型することでかなりの制動アップが出来ます。 ![]() ![]() ![]() ホイールのマッチングについてのお問い合わせを多く頂きます。インチ、J、オフセットでは装着出来るか合わせてみないと実際のところ不明なのです。例えば20インチであってもホイールのデザインによってはスープラキャリパーを装着出来ない場合があります。既にホイールを替えられている方ならホイールのディスク面の内側からブレーキローターの面までが65mmくらいあるかご確認ください。65mm以上あればほとんどが装着は可能かと思われますが、あくまでも寸法は目安なのでホイールディスクの形状などによっては干渉し取り付け出来ない場合があります。 ![]() フロントフルキットの構成パーツ UCF30キャリパー×2個 ブレーキローター×2枚 スポーツブレーキパッド×1セット ブレーキブラケット×一式 ※車種によってキット内容が異なる場合がございます ラインナップリスト
※本製品は制動装置と言う製品の特性上、販売前に誓約書への署名、捺印が必要となります。ご希望の方は、お気軽にメール、お電話等でお問い合わせください。使用用途によっては販売をお断りする場合がございます。 ※既にキャリパーをお持ちの方はブラケットのみでの販売が可能です。当社製のブラケットが装着出来るようにキャリパーに加工が必要となります。ブラケットキットのみの販売にはキャリパー加工代を含む、71.400円となります。 フロント、リヤの1台分になりますと142.800円となります。(キャリパーが中古品などの場合には加工をお断りする場合がございます) ※FD3SはRSとRZの3型以降のみ装着可能。又は、17インチ車ローターを別途ご用意頂ければ他のグレードにも装着可能です。 ※日産、マツダ車には別途ブレーキホースが必要です。別売36.750円となります ※カラーキャリパー( ※日産車の場合、φ324ローターはスープラローターの追加工品となります。補修ローターとしてご希望の場合には、1枚あたりローター代+3.675円のローターハブ径追加工代がかかります。 ※注1:リヤ用は160デフ車のみの対応となります ※注2:リヤの取り付けには車体側の加工が必要となります。当社の指定ショップさんでの取り付け対応のみ販売させて頂きます。また、キャリパーを交換することにより純正マスターシリンダーの容量が不足しますので装着の方は必ず別途ビックマスターシリンダーキットをお買い求めください。 ※注3はローターベルハットカバーEVOは使用出来ません |
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